hansuu

くだらない生活と脳みそ

最近買った最高のもの

をご紹介しようと思う。

 

「果実」という名の画集。作者は、ツイッターで話題の「アボガド6」さん。私は昔から大好きだったけれど、今や人気はものすごいことになっていて圧倒されまくっている。(そういや、そとなみ先生こと石田スイ先生のときもそうだった。)

朝と夜とそのあいだ、いろんな時間の絵たちを集めた画集。「意図して描いてなかった」と、あとがきの方で言われていたが、いやいやわざとでしょ?ってくらいピタッとそれぞれが在るべきところにきれいに嵌っていて。お陰様でハマってしまった。手元に彼(勝手に男性だと思っている)の絵があるというのもとても良い。発売初日に買って良かった。

 

前作の漫画、

「からっぽのやつでいっぱい」のときもそうだったけれど、「えええ、これとあれつながってるの~~?!」という発見もあり、作品としては一枚または数枚の絵で完結されているのにもかかわらず、1冊で1作品!という風に感じられて(これを意図していたのかも?)やりよる、アボガド6さんやりよる……と、完全にヤラレてしまった。好き。

 

アボガド6さんの作品との出会いは、ツイッターにあげていた過去作品の「2重絵」(正式名称は知らない)だった。同じアングルからの2枚の絵を重ねたもので、プレビュー画面ではおだやかなあたたかい絵が、クリック(タップ)して全画面表示になるとどうしようもなくダークな絵に変わってしまう、というもの。自分は「陽」と「陰」の「2重絵」、なんて勝手に呼んでいる。「光」と「影」というか、「本音」と「建て前」というか……。世の中の闇をかわいらしいイラストでまがまがと描かれていて。あのときの衝撃がすさまじくて、今に至る。なんだこの人天才かよ、と。アボガド6さんつながりで、バルーンさんこと須田景凪さんも好き。二人とも、かなり応援してる。

 

 

と、こんな感じで。

他にも文章をつづる空間を持っているだけに、ここは何を落とす空間にしようか、とても迷っている。今回みたいに、ただひたすらに持ち余している大量の漫画やCDのレビューを思い出とともに書き殴る空間、ってのもアリかもしれない。

おしまい。